前記事⇨『月2万でメル友になりませんか〜?』→怪しい迷惑メールに乗ってみた結果...!?【1/2】
303: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 08:21:49 ID:ZqihJCh5
結局タクシーの中では彼女は静かに眠り続け、車の中で吐くのではないかという俺の心配は杞憂に終わり、30分ほどたって車はアパートの前へと着いた。
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/pure/1130501133/
303: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 08:21:49 ID:ZqihJCh5
運転手に手伝ってもらって、眠ったまま起きない彼女をおんぶ。
アパートの2階にある自分の部屋へと彼女を連れて行った。
ベッドの上に彼女を下ろし、声をかける。
アパートの2階にある自分の部屋へと彼女を連れて行った。
ベッドの上に彼女を下ろし、声をかける。
303: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 08:21:49 ID:ZqihJCh5
「美紀。聞こえる?大丈夫?とりあえず俺の部屋に連れてきたけど、いい?」
そのまま寝かしても良かったのだが、一応今晩ウチに泊まることについて、 了承を得ておきたかった。
だって手の早い奴なんて思われたくないでしょ?
美紀は大丈夫、分かる、となんとか返事をし、水が飲みたいと言ってきた。
俺はさっき買ったミネラルウォーターをコップに注ぎ彼女へ渡した。
ぐいぐいと水を喉に流し込む彼女。実物がそこにいるという存在感。
目の前にある姿。水を飲む音。そしてだんだんと慣れてきたお酒の匂い。
携帯のメールとは圧倒的に違う知覚神経に伝わる情報量の差。
やっと彼女と出会えたことに喜びつつも、俺は彼女とのメールでの2ヶ月間に少しずつ自信をなくしていた。
所詮メールはメール。
今こうしてやっと会えた彼女は、2ヶ月あまりの間メールを重ねたとは言え、やはり初対面も同然なのだ。
そのまま寝かしても良かったのだが、一応今晩ウチに泊まることについて、 了承を得ておきたかった。
だって手の早い奴なんて思われたくないでしょ?
美紀は大丈夫、分かる、となんとか返事をし、水が飲みたいと言ってきた。
俺はさっき買ったミネラルウォーターをコップに注ぎ彼女へ渡した。
ぐいぐいと水を喉に流し込む彼女。実物がそこにいるという存在感。
目の前にある姿。水を飲む音。そしてだんだんと慣れてきたお酒の匂い。
携帯のメールとは圧倒的に違う知覚神経に伝わる情報量の差。
やっと彼女と出会えたことに喜びつつも、俺は彼女とのメールでの2ヶ月間に少しずつ自信をなくしていた。
所詮メールはメール。
今こうしてやっと会えた彼女は、2ヶ月あまりの間メールを重ねたとは言え、やはり初対面も同然なのだ。
305:ケガ人 2005/10/30(日) 08:28:04 ID:z8+yyjxe
会ったりしても幻滅しない顔。うらやましい
308: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 08:44:08 ID:ZqihJCh5
水を飲み終わると彼女はトイレに行きたいと言い、よろよろと頼りない歩き方で トイレへと行った。戻ってきた彼女に俺はベッドで寝るように促し、自分はタオルケットと毛布を床に敷いて寝ることにした。
電気を消すと彼女はあっという間に寝息をたて始め、その音を聞きながら俺はなんだか眠るのがもったいなく感じていた。
ずっと待っていた彼女との時間の共有。
同じ部屋で同じ音を聞き、同じ空気を吸う。
この素晴らしい時を少しでも長く味わっていたかった。
次の朝、いつものように6時に目覚まし時計が鳴る。
今日は平日。昨日はなんだかんだで眠りについたのは3時過ぎ。
さすがに寝不足。それに彼女のこともある。
俺は目覚まし時計を8時半にセットしなおし、もう一度短い睡眠をとった。
再び目覚まし時計が鳴ると、俺は会社に電話をし、体調が悪いと伝え休みを貰った。
めったにしないズル休み。
電話の音で彼女が目を覚ます。
気分が悪そうなので水を勧める。
水を飲み、再びトイレに行く彼女。
戻ってきてから胃薬はないかと聞いてくる。
胃薬を飲むと彼女は礼をいい、もう少し休ませて欲しいと言って再びベッドで眠り始めた。
俺の方はと言えば、多少寝不足ではあったのだけど、現在自分が置かれている状況に興奮し
寝ようと思っても眠ることができなかった。
とはいっても別に妙なことをたくらんでいたわけではないよ?女性には紳士的なんです、ボク。
電気を消すと彼女はあっという間に寝息をたて始め、その音を聞きながら俺はなんだか眠るのがもったいなく感じていた。
ずっと待っていた彼女との時間の共有。
同じ部屋で同じ音を聞き、同じ空気を吸う。
この素晴らしい時を少しでも長く味わっていたかった。
次の朝、いつものように6時に目覚まし時計が鳴る。
今日は平日。昨日はなんだかんだで眠りについたのは3時過ぎ。
さすがに寝不足。それに彼女のこともある。
俺は目覚まし時計を8時半にセットしなおし、もう一度短い睡眠をとった。
再び目覚まし時計が鳴ると、俺は会社に電話をし、体調が悪いと伝え休みを貰った。
めったにしないズル休み。
電話の音で彼女が目を覚ます。
気分が悪そうなので水を勧める。
水を飲み、再びトイレに行く彼女。
戻ってきてから胃薬はないかと聞いてくる。
胃薬を飲むと彼女は礼をいい、もう少し休ませて欲しいと言って再びベッドで眠り始めた。
俺の方はと言えば、多少寝不足ではあったのだけど、現在自分が置かれている状況に興奮し
寝ようと思っても眠ることができなかった。
とはいっても別に妙なことをたくらんでいたわけではないよ?女性には紳士的なんです、ボク。
310: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 09:03:22 ID:ZqihJCh5
俺は彼女が起きた時に備えコンビニへ向かった。
だいぶ胃もたれをしているようなので彼女にはおかゆのレトルトを購入。
自炊は全くしないので、ウチには米の買い置きすらないんです。
俺は朝食のサンドイッチと昼か夜に食べる予定で弁当をひとつ購入。
家に帰り、彼女が起きるまでひたすら待つ。本を読んだりウトウトしたり。
起きたら何を話そうかと考え、なるべく長くこの部屋に居て欲しいと思った。
そして出来れば今のこの関係を打破したかった。メールだけの関係から一歩前進したかった。
そんな関係になれるかどうか、それは彼女が起きた後にかかっていた。
彼女が起きたのは13時を過ぎた頃。
酔っ払って迷惑をかけたことに罰の悪そうな顔をする彼女。
そんな顔をしないで欲しい。俺は君がこうして来てくれたことが本当に嬉しくてしょうがないんだから。
彼女はもう一度胃薬を飲み、俺は彼女におかゆを勧めた。
俺はさっき買った弁当を温める。初めての彼女との食事。
でもなぜか会話は弾まない。
まだ彼女は二日酔いだから、きっと元気がないのだろうと、なるべく悪い方向には考えないようにした。
それでも俺はこの沈黙の時間に耐え切れず、何か話そうと空回りするうちに、昨日から気になっていたことをつい聞いてしまった。
「ねえ、なんで俺の電話番号知ってたの?」
だいぶ胃もたれをしているようなので彼女にはおかゆのレトルトを購入。
自炊は全くしないので、ウチには米の買い置きすらないんです。
俺は朝食のサンドイッチと昼か夜に食べる予定で弁当をひとつ購入。
家に帰り、彼女が起きるまでひたすら待つ。本を読んだりウトウトしたり。
起きたら何を話そうかと考え、なるべく長くこの部屋に居て欲しいと思った。
そして出来れば今のこの関係を打破したかった。メールだけの関係から一歩前進したかった。
そんな関係になれるかどうか、それは彼女が起きた後にかかっていた。
彼女が起きたのは13時を過ぎた頃。
酔っ払って迷惑をかけたことに罰の悪そうな顔をする彼女。
そんな顔をしないで欲しい。俺は君がこうして来てくれたことが本当に嬉しくてしょうがないんだから。
彼女はもう一度胃薬を飲み、俺は彼女におかゆを勧めた。
俺はさっき買った弁当を温める。初めての彼女との食事。
でもなぜか会話は弾まない。
まだ彼女は二日酔いだから、きっと元気がないのだろうと、なるべく悪い方向には考えないようにした。
それでも俺はこの沈黙の時間に耐え切れず、何か話そうと空回りするうちに、昨日から気になっていたことをつい聞いてしまった。
「ねえ、なんで俺の電話番号知ってたの?」
314: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 09:21:53 ID:ZqihJCh5
彼女は下を向き、長い沈黙が続いた。
そして鈍感な俺はこのときようやく気づいたんだ。
彼女はお金をとってメールのやりとりをする今までの行為に罪悪感を感じていたのだと。
そして彼女はゆっくりと話し始めた。
尋問された容疑者が自白をするように。
そんなつもりはなかったんだ。
感謝こそすれ、問い詰めるつもりなんて全くなかったのに。
彼女が話したのはだいたいこんな内容だった。
自分はフリーターで事情があって少しお金に困っていたこと。
アルバイトをしながらお金を稼ぐ方法として、有料のメル友を思いついたこと。
偶然彼女の働く店に俺が来て、ポイントカードを作ったので、そこからメルアドと電話番号を調べたこと。
なんで俺を選んだのかと尋ねると、彼女は自分と同じで寂しそうだったからだと答えた。
彼女の自分を責めるような話し方が悲しかった。
俺は何も怒ってはいないし、むしろ感謝しているのに。
俺は一生懸命に彼女にそのことを伝えた。君とのメールのやり取りが、どれだけ楽しかったか。
寂しかった心がどれだけ癒されたか。灰色のモノクロームだった毎日が、彼女のおかげで鮮やかに色づいたことを。
彼女はただ「ありがとう」と言い、罰の悪そうな表情は最後まで消えることはなかった。
そして鈍感な俺はこのときようやく気づいたんだ。
彼女はお金をとってメールのやりとりをする今までの行為に罪悪感を感じていたのだと。
そして彼女はゆっくりと話し始めた。
尋問された容疑者が自白をするように。
そんなつもりはなかったんだ。
感謝こそすれ、問い詰めるつもりなんて全くなかったのに。
彼女が話したのはだいたいこんな内容だった。
自分はフリーターで事情があって少しお金に困っていたこと。
アルバイトをしながらお金を稼ぐ方法として、有料のメル友を思いついたこと。
偶然彼女の働く店に俺が来て、ポイントカードを作ったので、そこからメルアドと電話番号を調べたこと。
なんで俺を選んだのかと尋ねると、彼女は自分と同じで寂しそうだったからだと答えた。
彼女の自分を責めるような話し方が悲しかった。
俺は何も怒ってはいないし、むしろ感謝しているのに。
俺は一生懸命に彼女にそのことを伝えた。君とのメールのやり取りが、どれだけ楽しかったか。
寂しかった心がどれだけ癒されたか。灰色のモノクロームだった毎日が、彼女のおかげで鮮やかに色づいたことを。
彼女はただ「ありがとう」と言い、罰の悪そうな表情は最後まで消えることはなかった。
318:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 09:25:59 ID:hCct6XxK
事情があって,ってのがポイントなんだろうか
330: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 09:57:48 ID:ZqihJCh5
気まずい沈黙が続き、彼女は「ごちそうさま」と言った。
そして酔って迷惑をかけたことを改めて詫び、もう帰ると言った。
俺は駅まで送ると申し出て、ふたりでアパートをでて駅へ向かった。
重い沈黙は歩いている間もずっと続き、駅まではあっという間に着いてしまうのだった。
通勤の時は毎日あんなに長く感じられるのにね。
駅の改札まで着くと、俺は嫌な予感が抑えられず、彼女に尋ねた。
「ねえ、メールは続けるんだよね?」
彼女はしばらく黙ったままで、「少し考えさせて」と言い切符を買いに行った。
切符を買って戻ってくる彼女。なかなかサヨナラを切り出せない二人。
やがて電車の到着を告げるアナウンスが響き、彼女は「じゃあ行くね」と言った。
黙ってうなずく俺に彼女はそっと近づきキスをした。人目は全く気にならなかった。
「バイバイ」と言って彼女は改札に吸い込まれ、電車は走り去っていった。
俺は嫌な予感に押しつぶされそうになっていて、キスしたことを全く喜べなかった。
むしろそのキスが嫌な予感にとどめを刺していて、重い足取りでアパートへと戻った。
「考えさせて」と言われてしまい、メールが出せなくなってしまった俺は、何度も携帯をチェックしながらその日を終えた。
すぐに返事が来るだろうという淡い期待は打ち砕かれ彼女からのメールは次の日になっても、その次の日になっても中々来ないのであった。
そして酔って迷惑をかけたことを改めて詫び、もう帰ると言った。
俺は駅まで送ると申し出て、ふたりでアパートをでて駅へ向かった。
重い沈黙は歩いている間もずっと続き、駅まではあっという間に着いてしまうのだった。
通勤の時は毎日あんなに長く感じられるのにね。
駅の改札まで着くと、俺は嫌な予感が抑えられず、彼女に尋ねた。
「ねえ、メールは続けるんだよね?」
彼女はしばらく黙ったままで、「少し考えさせて」と言い切符を買いに行った。
切符を買って戻ってくる彼女。なかなかサヨナラを切り出せない二人。
やがて電車の到着を告げるアナウンスが響き、彼女は「じゃあ行くね」と言った。
黙ってうなずく俺に彼女はそっと近づきキスをした。人目は全く気にならなかった。
「バイバイ」と言って彼女は改札に吸い込まれ、電車は走り去っていった。
俺は嫌な予感に押しつぶされそうになっていて、キスしたことを全く喜べなかった。
むしろそのキスが嫌な予感にとどめを刺していて、重い足取りでアパートへと戻った。
「考えさせて」と言われてしまい、メールが出せなくなってしまった俺は、何度も携帯をチェックしながらその日を終えた。
すぐに返事が来るだろうという淡い期待は打ち砕かれ彼女からのメールは次の日になっても、その次の日になっても中々来ないのであった。
335:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 10:00:50 ID:ndj7f95y
え? 会ったの? 凄い請求額になりそうな予感。
339:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 10:03:10 ID:gCN9wfZC
早くメールしてこいよ(´д⊂゜。゜
359:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 10:49:23 ID:LoSZGXTm
紆余曲折はあったけど、その時の彼女は今の妻です。
なんてことにならないかな。
なんてことにならないかな。
363:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 10:51:47 ID:hCct6XxK
>>359
3ヶ月しか経ってないっちゅーのw
3ヶ月しか経ってないっちゅーのw
409: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 11:51:14 ID:ZqihJCh5
彼女とのメールのない日々は、まるで胸の真ん中にぽっかりと穴を開けてしまったかの様に、俺の毎日を空虚で味気ないものへと変えてしまった。まるで体の半分を切り取られたみたい。
思えば朝起きてから夜眠るまで、食べた食事の内容や、満員電車の愚痴、会社で起こった些細な出来事の全てを俺は彼女に伝えていたのだ。
日々体験する出来事を共有できる相手を失い、俺の生活はまた灰色のモノクロームな世界へ戻ってしまった。
彼女からようやくメールが届いたのはその週の金曜日だった。メールの内容はあっさり。
「色々考えましたが、やはりメールを続けることはできません。色々とご迷惑をお掛けしました。
本当にごめんなさい。」
メールを受信したのは会社帰りの電車の中だった。
背中に冷や水を浴びせられたような感覚が走り、視界はグラグラして、電車の中で倒れそうになった。
考え直して貰えるよう返事のメールを打とうとしたけど、指先が震えてうまくボタンが押せない。
それに何を書いていいのかが分からない。
とりあえず落ち着こうと、その場でメールを書くのはあきらめ、とりあえず家に帰ることにした。
思えば朝起きてから夜眠るまで、食べた食事の内容や、満員電車の愚痴、会社で起こった些細な出来事の全てを俺は彼女に伝えていたのだ。
日々体験する出来事を共有できる相手を失い、俺の生活はまた灰色のモノクロームな世界へ戻ってしまった。
彼女からようやくメールが届いたのはその週の金曜日だった。メールの内容はあっさり。
「色々考えましたが、やはりメールを続けることはできません。色々とご迷惑をお掛けしました。
本当にごめんなさい。」
メールを受信したのは会社帰りの電車の中だった。
背中に冷や水を浴びせられたような感覚が走り、視界はグラグラして、電車の中で倒れそうになった。
考え直して貰えるよう返事のメールを打とうとしたけど、指先が震えてうまくボタンが押せない。
それに何を書いていいのかが分からない。
とりあえず落ち着こうと、その場でメールを書くのはあきらめ、とりあえず家に帰ることにした。
427: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 11:59:33 ID:ZqihJCh5
いつものようにコンビニで弁当を買い、アパートへと戻った。だが食欲が全くない。
おなかは空いてるはずなのにね。
とりあえずシャワーを浴び、水を飲んで気持ちを落ち着け、彼女へのメールを打ち始めた。
「できれば美紀が考えたことと、メールを続けられない理由を教えてもらえないか?
俺の生活の中ではもう美紀とのメールは生活の一部で、ただこんな風にもうメールはできないと言われても、気持ちの整理がつかないよ。無理言ってごめん。」
あれこれと考えながら10分以上考えてこんなメールを打った。
だが送信したメールは宛先不明で戻ってきてしまうのだった。
美紀はメールアドレスを変えてしまった。
もうこちらからは連絡の取り様がない。
さっきのメールに続いて、今度の送信エラーで、俺はその晩、完全にノックアウトされてしまった。
明日が土曜でよかった。平日だったらまた2週続けて会社を休むところだった。
おなかは空いてるはずなのにね。
とりあえずシャワーを浴び、水を飲んで気持ちを落ち着け、彼女へのメールを打ち始めた。
「できれば美紀が考えたことと、メールを続けられない理由を教えてもらえないか?
俺の生活の中ではもう美紀とのメールは生活の一部で、ただこんな風にもうメールはできないと言われても、気持ちの整理がつかないよ。無理言ってごめん。」
あれこれと考えながら10分以上考えてこんなメールを打った。
だが送信したメールは宛先不明で戻ってきてしまうのだった。
美紀はメールアドレスを変えてしまった。
もうこちらからは連絡の取り様がない。
さっきのメールに続いて、今度の送信エラーで、俺はその晩、完全にノックアウトされてしまった。
明日が土曜でよかった。平日だったらまた2週続けて会社を休むところだった。
456: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 12:23:59 ID:ZqihJCh5
土曜日の俺は完全に抜け殻だった。人の形をしたただの置物。
何もする気が起きず、近所のマンガ喫茶に行き適当に選んだマンガを読んでみる。
だがマンガもネットも何も頭に入らない。
深い絶望。突きつけられた現実が受け入れられず、俺の頭は外界の情報を遮断してしまったようだ。
せっかく5時間のパック料金ではいったのに、俺は1時間も経たないうちに店を出てしまった。
前日に送ったメールは、何かの間違いではないかという思い、その後3回送りなおした。
しかし全て宛先不明で帰ってくる。携帯会社のシステムトラブルではないみたいだ。
その日の帰り道、俺の頭にひとつのアイデアが浮かんだ。
彼女は俺がポイントカードに入会した店で、俺のアドレスや電話番号を知ったと言っていた。
彼女からのメールが届いた直前に作成したカードを探せば、彼女が働いていた店がわかるかも知れない。
家に帰って財布の中のカード類を全て床に広げてみた。勧められたカード類は、クレジットカードでもない限り大体加入してしまうので、俺の財布はいつもパンパン。
肝心のお金はあんまり入っていないのだが。
美紀からのメールが来たのは8月の頭。その頃入会したカードはひとつだけ。
4駅先のターミナル駅にある大きな洋服店だった。
何もする気が起きず、近所のマンガ喫茶に行き適当に選んだマンガを読んでみる。
だがマンガもネットも何も頭に入らない。
深い絶望。突きつけられた現実が受け入れられず、俺の頭は外界の情報を遮断してしまったようだ。
せっかく5時間のパック料金ではいったのに、俺は1時間も経たないうちに店を出てしまった。
前日に送ったメールは、何かの間違いではないかという思い、その後3回送りなおした。
しかし全て宛先不明で帰ってくる。携帯会社のシステムトラブルではないみたいだ。
その日の帰り道、俺の頭にひとつのアイデアが浮かんだ。
彼女は俺がポイントカードに入会した店で、俺のアドレスや電話番号を知ったと言っていた。
彼女からのメールが届いた直前に作成したカードを探せば、彼女が働いていた店がわかるかも知れない。
家に帰って財布の中のカード類を全て床に広げてみた。勧められたカード類は、クレジットカードでもない限り大体加入してしまうので、俺の財布はいつもパンパン。
肝心のお金はあんまり入っていないのだが。
美紀からのメールが来たのは8月の頭。その頃入会したカードはひとつだけ。
4駅先のターミナル駅にある大きな洋服店だった。
473: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 12:34:33 ID:ZqihJCh5
次の日、俺はその洋服店へと向かった。
ひとつ間違えればストーカーだけれど、このままでは終われない。せめて理由が知りたい。
お金をとっていたことに彼女が罪悪感を感じていたのは、あの日の表情で想像がついた。
でもだったら今度は普通に友達として、またメールを始めることだってできるだろ?
それとも彼女は俺とのメールが苦痛だったのだろうか?
実は俺はそれを一番恐れていた。俺が喜んでメールをしていたあの期間、彼女は本当はお金の為に、嫌々メールをしていたのだとしたらどうしようかと。
でもきっとそれは違うと信じていた。だってメールをするのも嫌な相手に普通キスなんてしないだろ?
ただ理由が知りたい。その一心で俺は店へと足を運んだ。緊張しながら店内に入る。
ぐるっと店の中を一周し、彼女の姿を探す。
しかしそう簡単には事は運ばない。店の中に彼女の姿はなかった。
俺は店の入り口のレジカウンターへと向かった。すみませんと声を掛けると店長らしき人が応対してきた。
「あの、ワカバヤシさんは今日はいらっしゃいませんか?」
銀行口座の名義人名が本人の名前だと確認していたので、俺はその名前で尋ねてみた。
「ワカバヤシなら先週で店を辞めたよ。」
二日連続のKOパンチ。またも視界はグラグラし始めた。
ひとつ間違えればストーカーだけれど、このままでは終われない。せめて理由が知りたい。
お金をとっていたことに彼女が罪悪感を感じていたのは、あの日の表情で想像がついた。
でもだったら今度は普通に友達として、またメールを始めることだってできるだろ?
それとも彼女は俺とのメールが苦痛だったのだろうか?
実は俺はそれを一番恐れていた。俺が喜んでメールをしていたあの期間、彼女は本当はお金の為に、嫌々メールをしていたのだとしたらどうしようかと。
でもきっとそれは違うと信じていた。だってメールをするのも嫌な相手に普通キスなんてしないだろ?
ただ理由が知りたい。その一心で俺は店へと足を運んだ。緊張しながら店内に入る。
ぐるっと店の中を一周し、彼女の姿を探す。
しかしそう簡単には事は運ばない。店の中に彼女の姿はなかった。
俺は店の入り口のレジカウンターへと向かった。すみませんと声を掛けると店長らしき人が応対してきた。
「あの、ワカバヤシさんは今日はいらっしゃいませんか?」
銀行口座の名義人名が本人の名前だと確認していたので、俺はその名前で尋ねてみた。
「ワカバヤシなら先週で店を辞めたよ。」
二日連続のKOパンチ。またも視界はグラグラし始めた。
476:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 12:36:56 ID:WoO5Ryow
ワカバヤシちくしょぉ〜う!(ToT)
479:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 12:40:13 ID:OFhoyUP8
もう駄目ぽ(´;ω;`)
480:ピノ子 2005/10/30(日) 12:40:23 ID:cMH/ygAo
仕事場の人にミキさんの事…聞けないかな。゜゜(/ω・`)゜゜。???
481:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 12:41:09 ID:CBkOWYC6
というかネットなのに実名晒してよかったのか?
494: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 12:49:59 ID:ZqihJCh5
>>481
さすがに実名で書いてないですよ。
そんなネット初心者じゃないです。
さすがに実名で書いてないですよ。
そんなネット初心者じゃないです。
488:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 12:45:53 ID:CBkOWYC6
そうか、そうだよな
それぐらい配慮してあるに決まってるよな
すまんかった
それぐらい配慮してあるに決まってるよな
すまんかった
492: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 12:48:55 ID:ZqihJCh5
動揺をなんとか表に出さないよう努力しつつ、それでも食い下がる俺。
「あの、私ワカバヤシさんの友人なんですけど、連絡先を教えていただけないでしょうか?」
こんな勇気を出すのは生まれて始めてかも知れない。
ただ返事は当然のことながら
「そういった事は教えられない」と言うものだった。
個人情報の保護が叫ばれる昨今、店長の対応は正しいと思う。それは分かっているけどあえて言わせてもらう。ケチ!
「わかりました。無理を言ってすみません。」
そう言ってまた俺は店の中へと戻った。
もうこうなったら追い出されるまで片っ端から店員に聞いてやる。
俺は完全にやけくそになっていた。
1人、2人と声をかけ、店長にしたのと同じ質問をする。
どうやら彼女が先週で店を辞めたのは本当らしい。
連絡先については「わからない」「知らない」という返事が返ってきた。
まあ誰が見ても怪しいだろうからね。
知ってても教えてくれないでしょ。仕方がないよね。ケチ!
3人目に声をかけたのは、小柄な女の子だった。
この時点で俺はすでに店内で完全に不審者としてマークされていたようで、向こうの方で店員が俺のことをヒソヒソと話している姿が見えた。
3人目の女の子にも同じ質問。
「あの、ワカバヤシさんって先週で辞めてしまったんですか?私、ワカバヤシさんの友人なんですけど、連絡がとれなくなってしまって。」
女の子の返事は、これまでとは違った意味で、カウンターパンチだった。
「あなたもしかしてタカシさん?」
「あの、私ワカバヤシさんの友人なんですけど、連絡先を教えていただけないでしょうか?」
こんな勇気を出すのは生まれて始めてかも知れない。
ただ返事は当然のことながら
「そういった事は教えられない」と言うものだった。
個人情報の保護が叫ばれる昨今、店長の対応は正しいと思う。それは分かっているけどあえて言わせてもらう。ケチ!
「わかりました。無理を言ってすみません。」
そう言ってまた俺は店の中へと戻った。
もうこうなったら追い出されるまで片っ端から店員に聞いてやる。
俺は完全にやけくそになっていた。
1人、2人と声をかけ、店長にしたのと同じ質問をする。
どうやら彼女が先週で店を辞めたのは本当らしい。
連絡先については「わからない」「知らない」という返事が返ってきた。
まあ誰が見ても怪しいだろうからね。
知ってても教えてくれないでしょ。仕方がないよね。ケチ!
3人目に声をかけたのは、小柄な女の子だった。
この時点で俺はすでに店内で完全に不審者としてマークされていたようで、向こうの方で店員が俺のことをヒソヒソと話している姿が見えた。
3人目の女の子にも同じ質問。
「あの、ワカバヤシさんって先週で辞めてしまったんですか?私、ワカバヤシさんの友人なんですけど、連絡がとれなくなってしまって。」
女の子の返事は、これまでとは違った意味で、カウンターパンチだった。
「あなたもしかしてタカシさん?」
496:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 12:51:03 ID:OFhoyUP8
ききききた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
希望の光が…!
希望の光が…!
503:猪頭 ◆tOPj/H8YVQ 2005/10/30(日) 12:52:19 ID:cOWyssAv
彼女、人に1さんの話してたんだね…
本当に希望の光だwwww
本当に希望の光だwwww
517: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 13:05:54 ID:ZqihJCh5
そうだと告げるとその女の子は店の隅に俺を連れて行き、自分は5時であがりだからそれまで待てるかと言ってきた。
当然俺は待つといい、5時過ぎに駅前のファミレスで待ち合わせをして店を出た。
やっと少しだけ手がかりらしきものが掴めた。
嬉しくてじっとしていられないのだが、待ち合わせの時間までまだ4時間近くある。
外での時間の潰し方を知らない俺は仕方なくまたマンガ喫茶へと入り時間をつぶすのであった。
俺って本当につまらない男。
昨日とはまた違った意味で、マンガもネットも頭に入らなかった。
店員の子は美紀と俺の間で使われていた俺の偽名を知っていた。
あの子は事情を知っている。
説明次第では彼女との連絡を付けてくれるかも知れない。
期待感で頭はいっぱい。
不毛な会話のシミュレーションをひたすら続け、待ち合わせの時間をひたすら待ち続けた。
今にして思えば、マンガもネットもやってないんだから、普通の喫茶店でよかった気がするね。もったいない。
ようやく待ち合わせの時間が近づき、ファミレスへと向かった。
それでも早く着きすぎて20分くらい店の前で待つ羽目になったけど。
店員の子がようやくやってきて、待たせてごめんと言い、俺たちはファミレスの店内へ入った。
店員の子は名前を川嶋さんと言った。彼女は専門学校生で、去年の春、美紀と同じ時期にあの店でアルバイトをし始めたのだという。
当然俺は待つといい、5時過ぎに駅前のファミレスで待ち合わせをして店を出た。
やっと少しだけ手がかりらしきものが掴めた。
嬉しくてじっとしていられないのだが、待ち合わせの時間までまだ4時間近くある。
外での時間の潰し方を知らない俺は仕方なくまたマンガ喫茶へと入り時間をつぶすのであった。
俺って本当につまらない男。
昨日とはまた違った意味で、マンガもネットも頭に入らなかった。
店員の子は美紀と俺の間で使われていた俺の偽名を知っていた。
あの子は事情を知っている。
説明次第では彼女との連絡を付けてくれるかも知れない。
期待感で頭はいっぱい。
不毛な会話のシミュレーションをひたすら続け、待ち合わせの時間をひたすら待ち続けた。
今にして思えば、マンガもネットもやってないんだから、普通の喫茶店でよかった気がするね。もったいない。
ようやく待ち合わせの時間が近づき、ファミレスへと向かった。
それでも早く着きすぎて20分くらい店の前で待つ羽目になったけど。
店員の子がようやくやってきて、待たせてごめんと言い、俺たちはファミレスの店内へ入った。
店員の子は名前を川嶋さんと言った。彼女は専門学校生で、去年の春、美紀と同じ時期にあの店でアルバイトをし始めたのだという。
518:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 13:07:47 ID:IvXT5X7U
で?で?で?でぇ〜??
519:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 13:08:14 ID:KQ9P2oHv
川島さん…1に幸せを運ぶ存在でいてくれ…。・゚・(ノД`)・゚・。
637: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 15:04:08 ID:ZqihJCh5
まず俺は川嶋さんがどこまで俺のことを知っているのか聞いてみた。
川嶋さんは先週の日曜の件以外は、大体を把握しているようだった。
美紀がお金に困っていたこと。ポイントカード作成時に俺のアドレスを調べたこと。
俺と有料でメル友になったこと。1日のメールの往復回数がとんでもなく多かったことや、同じタイミングで映画を見た話。
ただ、先週の金曜日に俺が酔っ払った彼女を家に連れ帰り、彼女がその後このメールのやりとりを止めると言い出した話は知らないようだった。
それどころかまるで信じられないといった表情で
「あんなに楽しそうにメールしてたのに、なんでそんなこと言い出したんだろう」
と彼女は言った。
この一言で俺はかなり救われた気分になった。
お金のために嫌々メールしてたのではなかったんだ。
やっとそう確信することができた。
「彼女は楽しそうにメールをしてたの?」
さらに確認するように俺は聞いた。
川嶋さんが言うには、初めの方こそメールのやり取りが大変そうだったけれども、美紀にとって、俺とのメールはすぐに生活の一部になっていったそうだ。
俺が何かを相談したり悩んでいる時は、美紀はそれを本当に心配していたし、逆に俺の方が相談にのった時は、そのことに本当に感謝していたと。
川嶋さんは先週の日曜の件以外は、大体を把握しているようだった。
美紀がお金に困っていたこと。ポイントカード作成時に俺のアドレスを調べたこと。
俺と有料でメル友になったこと。1日のメールの往復回数がとんでもなく多かったことや、同じタイミングで映画を見た話。
ただ、先週の金曜日に俺が酔っ払った彼女を家に連れ帰り、彼女がその後このメールのやりとりを止めると言い出した話は知らないようだった。
それどころかまるで信じられないといった表情で
「あんなに楽しそうにメールしてたのに、なんでそんなこと言い出したんだろう」
と彼女は言った。
この一言で俺はかなり救われた気分になった。
お金のために嫌々メールしてたのではなかったんだ。
やっとそう確信することができた。
「彼女は楽しそうにメールをしてたの?」
さらに確認するように俺は聞いた。
川嶋さんが言うには、初めの方こそメールのやり取りが大変そうだったけれども、美紀にとって、俺とのメールはすぐに生活の一部になっていったそうだ。
俺が何かを相談したり悩んでいる時は、美紀はそれを本当に心配していたし、逆に俺の方が相談にのった時は、そのことに本当に感謝していたと。
647: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 15:17:10 ID:ZqihJCh5
「あの子と一緒にお昼とること多かったんだけど、あなたの話たくさん出てきたよ。」
それに俺はお昼休みも彼女にメールを出し続けていた。
お昼を食べながら楽しそうにメールを打つ美紀の姿を川嶋さんはずっと見てきていたのだ。
仕事の最中も暇を見つけては俺にメールを打つ彼女を見て、アルバイト先ではすっかり美紀は彼氏持ちとして扱われてたらしい。
ここまでの話を聞いて、俺は初対面の女の子の前で、恥ずかしながら泣いてしまった。
店には他の客もいたっていうのにね。
だって嬉しかったんだ。メールを楽しみにしていたのは俺だけじゃなかったんだ。
彼女にとっても俺とのメールは生活の一部になっていて、俺の中にずっと彼女が居たように、彼女の心の中にもずっと俺の存在があったんだって分かってさ。
ポロポロとひとしきり涙を流した後、俺はまた川嶋さんに質問をした。
「それで何故美紀はそんなにお金に困っていたの?」
川嶋さんはしばらく考え込んでいた。
勝手に俺にそんな話をしていいのかどうか考えていたのだと思う。
しばらく考えた後、川嶋さんは事情を話し始めてくれた。
「美紀が両親とうまく行ってなかったのは知ってる?」
その話ならしっていた。
3人兄弟の一番上で、下の弟と妹は出来がいいと言っていた。
自分だけが出来が悪いと美紀はコンプレックスを持っているようだった。
それに俺はお昼休みも彼女にメールを出し続けていた。
お昼を食べながら楽しそうにメールを打つ美紀の姿を川嶋さんはずっと見てきていたのだ。
仕事の最中も暇を見つけては俺にメールを打つ彼女を見て、アルバイト先ではすっかり美紀は彼氏持ちとして扱われてたらしい。
ここまでの話を聞いて、俺は初対面の女の子の前で、恥ずかしながら泣いてしまった。
店には他の客もいたっていうのにね。
だって嬉しかったんだ。メールを楽しみにしていたのは俺だけじゃなかったんだ。
彼女にとっても俺とのメールは生活の一部になっていて、俺の中にずっと彼女が居たように、彼女の心の中にもずっと俺の存在があったんだって分かってさ。
ポロポロとひとしきり涙を流した後、俺はまた川嶋さんに質問をした。
「それで何故美紀はそんなにお金に困っていたの?」
川嶋さんはしばらく考え込んでいた。
勝手に俺にそんな話をしていいのかどうか考えていたのだと思う。
しばらく考えた後、川嶋さんは事情を話し始めてくれた。
「美紀が両親とうまく行ってなかったのは知ってる?」
その話ならしっていた。
3人兄弟の一番上で、下の弟と妹は出来がいいと言っていた。
自分だけが出来が悪いと美紀はコンプレックスを持っているようだった。
650:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 15:24:40 ID:bM2cWS4V
泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。
651: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 15:30:52 ID:ZqihJCh5
家庭の事情は人それぞれ。
放任主義の家で育った俺には全くわからない話なのだが、美紀の両親は美紀が高校を卒業したあと、大学に進学するか地元で就職することを望んでいたらしい。
美紀は両親の言いなりになるのが嫌だったのか、自分の力で何かにチャレンジしたかったのかは分からないが、両親に反抗して東京で一人暮らしを始めた。
ただ、一人暮らしのフリーター生活ではお金に困るだろうと、両親はわずかながら1年限り仕送りをしてくれることを約束してくれた。
ただそれとは引き換えに、1年経って生活の目途が立たないのであれば地元に帰れと言われていたそうだ。
目的もなしに上京したって、1年やそこらでフリーター生活に劇的な変化が訪れるはずもなく、1年後の今年の4月、両親からの仕送りはストップした。
しばらくの間は母親が内緒で仕送りをしてくれていたようだが、それもすぐに父親にバレてしまい、美紀は生活に困ることとなった。
結果その足りない生活費を補っていたのが俺からのメール料金だったわけだ。
そして川嶋さんの口からは、俺にとっては最悪の話が飛び出した。
「ミカは今週実家に帰ったの。だから先週でアルバイトも止めたし、先週の金曜日はミカの送別会だったんだ。」
放任主義の家で育った俺には全くわからない話なのだが、美紀の両親は美紀が高校を卒業したあと、大学に進学するか地元で就職することを望んでいたらしい。
美紀は両親の言いなりになるのが嫌だったのか、自分の力で何かにチャレンジしたかったのかは分からないが、両親に反抗して東京で一人暮らしを始めた。
ただ、一人暮らしのフリーター生活ではお金に困るだろうと、両親はわずかながら1年限り仕送りをしてくれることを約束してくれた。
ただそれとは引き換えに、1年経って生活の目途が立たないのであれば地元に帰れと言われていたそうだ。
目的もなしに上京したって、1年やそこらでフリーター生活に劇的な変化が訪れるはずもなく、1年後の今年の4月、両親からの仕送りはストップした。
しばらくの間は母親が内緒で仕送りをしてくれていたようだが、それもすぐに父親にバレてしまい、美紀は生活に困ることとなった。
結果その足りない生活費を補っていたのが俺からのメール料金だったわけだ。
そして川嶋さんの口からは、俺にとっては最悪の話が飛び出した。
「ミカは今週実家に帰ったの。だから先週でアルバイトも止めたし、先週の金曜日はミカの送別会だったんだ。」
653:ピノ子 2005/10/30(日) 15:33:43 ID:cMH/ygAo
..(´・ω・`)..
656:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 15:35:45 ID:b3YdmVdl
。゚゚(´□`。)°゚。
659: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 15:45:39 ID:ZqihJCh5
先週の彼女の泥酔の理由がこれでようやくわかった。
そして彼女は俺とはメールの外では、関係を築けないことを知っていた。
あの日の暗い表情の理由がだんだんとわかるような気がしてきた。
でもだからと言って、なんで俺とのメールを止めなきゃいけないんだ?
元々実際に会うことなしに築いてきた関係なんだ。
今更住んでる場所が離れたって関係ないじゃないか。
これが俺の正直な気持ちだった。
何故俺との関係をこんな風に絶たなければならないのか、その理由をきちんと知りたい。
川嶋さんにそう告げると、彼女は美紀に連絡して、今日俺が店に来たことをミカ(美紀)に伝えると約束してくれた。
「ずっと横から見守ってきた立場としても、こんな終わり方じゃ気持ちが悪いしね」
その時川嶋さんは、俺にとっての救いの神だった。
こうしてこの週の週末は終わり、またいつものように平日が始まり出し、会社と家を往復する単調な日々が始まった。
単調とは言っても仕事はその週とんでもなく忙しく、美紀のことを考える暇さえなかなか与えない環境は、返って俺にとってありがたかった。
そして彼女は俺とはメールの外では、関係を築けないことを知っていた。
あの日の暗い表情の理由がだんだんとわかるような気がしてきた。
でもだからと言って、なんで俺とのメールを止めなきゃいけないんだ?
元々実際に会うことなしに築いてきた関係なんだ。
今更住んでる場所が離れたって関係ないじゃないか。
これが俺の正直な気持ちだった。
何故俺との関係をこんな風に絶たなければならないのか、その理由をきちんと知りたい。
川嶋さんにそう告げると、彼女は美紀に連絡して、今日俺が店に来たことをミカ(美紀)に伝えると約束してくれた。
「ずっと横から見守ってきた立場としても、こんな終わり方じゃ気持ちが悪いしね」
その時川嶋さんは、俺にとっての救いの神だった。
こうしてこの週の週末は終わり、またいつものように平日が始まり出し、会社と家を往復する単調な日々が始まった。
単調とは言っても仕事はその週とんでもなく忙しく、美紀のことを考える暇さえなかなか与えない環境は、返って俺にとってありがたかった。
660:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 15:46:18 ID:+5uXOQBZ
地元に迎えに行ったりして。
今頃はたかしと暮らしてるといいね。
今頃はたかしと暮らしてるといいね。
666:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 15:49:58 ID:ePGDPBSw
なぁ
これって最初の方にいい終わり方じゃなかった
っていうようなこと書いてなかったっけ?
これって最初の方にいい終わり方じゃなかった
っていうようなこと書いてなかったっけ?
673: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 16:00:43 ID:ZqihJCh5
そしてその週の金曜日、川嶋さんからメールが届いた。
「ミカからの手紙を預かってるんだけどどうする?」
本来、更に俺の家に郵送してもらうのが一番迷惑がかからないのだろうけど、その時の俺にはそんな余裕はなく、その日の9時にバイト先のある駅で川嶋さんと待ち合わせをした。
仕事はたくさん残っていたけれど、周囲に謝り倒して無理やり会社を出た。
駅の改札にはすでに川嶋さんが待っていて、青い便箋を俺に渡してくれた。
俺はその場で便箋を破いて手紙を読み出しそうな勢いだったが、「家でゆっくり読みなよ」との川嶋さんの言葉で少し冷静さを取り戻し、その勧めに従うことにした。
川嶋さんには何度も何度もお礼を言い、俺は家路を急いだ。
期待と不安が頭のなかで交錯し続け、晩飯も買わずにアパートへと直行した。
部屋に入ると急いでハサミを探した。
俺は手先が不器用な方なので、便箋を手で破くとしょっちゅう中身の手紙まで破いてしまうのだ。それにしてもどうしてハサミというやつは、こう必要な時に限って見つからないのだろう。
5分ほど散らかった部屋を家捜しし、俺はようやく見つけたハサミで便箋をあけた。
久しぶりに受け取る彼女からのメッセージ。
「ミカからの手紙を預かってるんだけどどうする?」
本来、更に俺の家に郵送してもらうのが一番迷惑がかからないのだろうけど、その時の俺にはそんな余裕はなく、その日の9時にバイト先のある駅で川嶋さんと待ち合わせをした。
仕事はたくさん残っていたけれど、周囲に謝り倒して無理やり会社を出た。
駅の改札にはすでに川嶋さんが待っていて、青い便箋を俺に渡してくれた。
俺はその場で便箋を破いて手紙を読み出しそうな勢いだったが、「家でゆっくり読みなよ」との川嶋さんの言葉で少し冷静さを取り戻し、その勧めに従うことにした。
川嶋さんには何度も何度もお礼を言い、俺は家路を急いだ。
期待と不安が頭のなかで交錯し続け、晩飯も買わずにアパートへと直行した。
部屋に入ると急いでハサミを探した。
俺は手先が不器用な方なので、便箋を手で破くとしょっちゅう中身の手紙まで破いてしまうのだ。それにしてもどうしてハサミというやつは、こう必要な時に限って見つからないのだろう。
5分ほど散らかった部屋を家捜しし、俺はようやく見つけたハサミで便箋をあけた。
久しぶりに受け取る彼女からのメッセージ。
695: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 16:18:16 ID:ZqihJCh5
手紙の内容は概ねこんな内容だった。
まず、俺がバイト先を訪ねて驚いたこと。
そしてそんなに俺を狼狽させるほど唐突な別れを切り出してしまい、それについてのお詫び。
その次には川嶋さんからすでに聞いていた、実家に帰らなければならなくなった事情について書いてあった。
そしてたぶん、地元で就職することになるということ。
そしてようやく俺とのメールを止めることになった理由について書いてあった。
メールは元々、足りない生活費を補うために始めたこと。
初めの内は、なんとか俺のことを楽しませようと努力していたこと、結果、自分はあまり楽しくなかったこと。
メールを続けていくうちに、彼女にとって、俺とのメールが生活の一部になりだしたこと。
そして段々と俺からのメールを待ち遠しく思うようになっていったこと。
相談にのってあげられて嬉しかったこと。話を聞いてもらって感謝したこと。
時には仕事がきつそうな時に、俺のことを本気で心配したこと。
そんな彼女の側から見た気持ちの移り変わりが書いてあった。
しかし俺とのメールが彼女にとっても支えになるにつれて、お金をとっているという事実が彼女を苦しめた。
そして月に2万ではメールの通信料を差し引けば、生活費を補うのに十分ではなかった。
毎月貯金の残高は減っていき、自分の東京での生活は長くないことを彼女は自覚せざるを得なかった。
まず、俺がバイト先を訪ねて驚いたこと。
そしてそんなに俺を狼狽させるほど唐突な別れを切り出してしまい、それについてのお詫び。
その次には川嶋さんからすでに聞いていた、実家に帰らなければならなくなった事情について書いてあった。
そしてたぶん、地元で就職することになるということ。
そしてようやく俺とのメールを止めることになった理由について書いてあった。
メールは元々、足りない生活費を補うために始めたこと。
初めの内は、なんとか俺のことを楽しませようと努力していたこと、結果、自分はあまり楽しくなかったこと。
メールを続けていくうちに、彼女にとって、俺とのメールが生活の一部になりだしたこと。
そして段々と俺からのメールを待ち遠しく思うようになっていったこと。
相談にのってあげられて嬉しかったこと。話を聞いてもらって感謝したこと。
時には仕事がきつそうな時に、俺のことを本気で心配したこと。
そんな彼女の側から見た気持ちの移り変わりが書いてあった。
しかし俺とのメールが彼女にとっても支えになるにつれて、お金をとっているという事実が彼女を苦しめた。
そして月に2万ではメールの通信料を差し引けば、生活費を補うのに十分ではなかった。
毎月貯金の残高は減っていき、自分の東京での生活は長くないことを彼女は自覚せざるを得なかった。
697:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 16:20:26 ID:OFhoyUP8
そりゃそれだけメールしてたらパケ代高くもなるだろうよ
699:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 16:21:19 ID:+/L3r9QC
定額入っとけYO……
714: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 16:32:12 ID:ZqihJCh5
その内、メールの中に「好き」だとか「愛してる」といった単語は入りだし、びっくりしたこと。
本気なのかどうか驚いたこと。
そして段々と俺に対して恋愛感情を抱くようになっていったことが書いてあった。
「一回接客したことがあるだけで、メールしかしたことないのにおかしいでしょ?」
俺が感じていたことと、まったく同じことが書かれていた。
そして一度は俺と直接会って話したいと思っていたこと。
お金をとるのなんてやめて一から人間関係を作りたいと思っていたこと。
でもそれにはもう時間が足りないことが書かれていた。
それでもどうしても会いたくて、バイト先の送別会の会った夜、酔ったはずみでとうとう俺に電話をしてしまったこと。
俺はすぐに迎えに来てくれたこと。タクシーの中でとても幸せだったこと。
会えたことは嬉しかったけれど、週があければすぐに引越しで、幸せな気持ちは長く続かなかったこと。
そのせいで、次の日は一緒にいても辛かったこと。
本気なのかどうか驚いたこと。
そして段々と俺に対して恋愛感情を抱くようになっていったことが書いてあった。
「一回接客したことがあるだけで、メールしかしたことないのにおかしいでしょ?」
俺が感じていたことと、まったく同じことが書かれていた。
そして一度は俺と直接会って話したいと思っていたこと。
お金をとるのなんてやめて一から人間関係を作りたいと思っていたこと。
でもそれにはもう時間が足りないことが書かれていた。
それでもどうしても会いたくて、バイト先の送別会の会った夜、酔ったはずみでとうとう俺に電話をしてしまったこと。
俺はすぐに迎えに来てくれたこと。タクシーの中でとても幸せだったこと。
会えたことは嬉しかったけれど、週があければすぐに引越しで、幸せな気持ちは長く続かなかったこと。
そのせいで、次の日は一緒にいても辛かったこと。
717:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 16:34:45 ID:OFhoyUP8
バッドエンドへ向かってる悪寒
723:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 16:37:08 ID:pGJ0cvdx
>>1さんが実家に出向いてハッピーエンドキボン
740: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 16:45:26 ID:ZqihJCh5
彼女は上京するときに、地元に彼氏を残してきたそうで、遠距離恋愛でつらい思いをしたことが書かれていた。
半年で元彼との遠距離恋愛は終わり、遠距離恋愛が長続きすることはとても大変なことなのだという彼女の持論が書かれていた。
ましてやメールでしか人間関係を築いていない自分たちには絶対に無理だと。
そしてメールの中だけで続けていく恋愛は不毛だし、お互いにとってプラスにならないと。
彼女がきっぱりと俺との接触を絶ったのは、こういう理由だった。
遠距離恋愛など経験したことのない俺には、反論のしようもなく、ただグッタリとベッドの上に倒れこむしかなかった。
手紙の文面から彼女の意思の強さが伝わってきて、説得は困難だとはっきりとわかった。
それでもすんなりと納得がいく訳ではなかった。
確かに彼女の言うとおりだ。
こんな状況の俺たちが遠距離恋愛で上手くいくとも思えない。
めったに会うこともないメールがほとんどの関係で、ちゃんとした愛が育つとも思えない。
でも、恋愛とはそんなに理詰めで考えていくものなのだろうか?
もっと感情のままに行動してもいいのではないだろうか?
どうしてもそれを伝えたくて、俺は次の日、彼女への返事を書くために、文房具屋へ封筒と便箋を買いに行った。
半年で元彼との遠距離恋愛は終わり、遠距離恋愛が長続きすることはとても大変なことなのだという彼女の持論が書かれていた。
ましてやメールでしか人間関係を築いていない自分たちには絶対に無理だと。
そしてメールの中だけで続けていく恋愛は不毛だし、お互いにとってプラスにならないと。
彼女がきっぱりと俺との接触を絶ったのは、こういう理由だった。
遠距離恋愛など経験したことのない俺には、反論のしようもなく、ただグッタリとベッドの上に倒れこむしかなかった。
手紙の文面から彼女の意思の強さが伝わってきて、説得は困難だとはっきりとわかった。
それでもすんなりと納得がいく訳ではなかった。
確かに彼女の言うとおりだ。
こんな状況の俺たちが遠距離恋愛で上手くいくとも思えない。
めったに会うこともないメールがほとんどの関係で、ちゃんとした愛が育つとも思えない。
でも、恋愛とはそんなに理詰めで考えていくものなのだろうか?
もっと感情のままに行動してもいいのではないだろうか?
どうしてもそれを伝えたくて、俺は次の日、彼女への返事を書くために、文房具屋へ封筒と便箋を買いに行った。
749: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 16:52:46 ID:ZqihJCh5
彼女へ手紙に書いたのは、俺の側から見た気持ちの移り変わり。
最初は寂しさを紛らわすため。そして段々と本当に彼女のことが好きに なっていったこと。
彼女の「きっぱりと関係を絶つべきだ」という言い分には納得したこと。
でもそれでも俺は君が好きだし、恋愛はもっと感情的でいいと思っていること。
そして最後に、「俺の方の携帯のアドレスは、ずっと変えないでおくよ」と。
手紙の返事は川嶋さんに渡して美紀へと送ってもらった。
それから毎日彼女からのメールを待っている。
名前の後ろに誕生日なんていうアドレスだから相変わらず迷惑メールはたくさん入る。
でも以前と違うのは、受信する迷惑メールのひとつひとつをしっかりチェックする うになったこと。
もしかしたら彼女からのメールが混ざってるかも知れないからね。
最初は寂しさを紛らわすため。そして段々と本当に彼女のことが好きに なっていったこと。
彼女の「きっぱりと関係を絶つべきだ」という言い分には納得したこと。
でもそれでも俺は君が好きだし、恋愛はもっと感情的でいいと思っていること。
そして最後に、「俺の方の携帯のアドレスは、ずっと変えないでおくよ」と。
手紙の返事は川嶋さんに渡して美紀へと送ってもらった。
それから毎日彼女からのメールを待っている。
名前の後ろに誕生日なんていうアドレスだから相変わらず迷惑メールはたくさん入る。
でも以前と違うのは、受信する迷惑メールのひとつひとつをしっかりチェックする うになったこと。
もしかしたら彼女からのメールが混ざってるかも知れないからね。
750:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 16:55:07 ID:XLJgjCf3
切な…(;_;)
766:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 17:00:05 ID:OFhoyUP8
まさかこれで終わり?
そりゃないぜ…(つД`)
そりゃないぜ…(つД`)
785: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 17:06:09 ID:ZqihJCh5
以上で終わりです。
変な切り方になっちゃいましたかね。
彼女からのメールの返事は相変わらずありません。
俺の方ではもう待つことしかできませんから。
2ちゃんにこのことを書いたのは、もしかしたら彼女が読むんじゃないかと思ったからです。
写メールに名前と日付書いた文字を入れるなんて、完全に2ちゃんの発想だと思ったので彼女はひょっとしてねらーなんじゃないかと思ったんです。
文章書くの遅くてすみませんでした。
面白いといってくれた人がたくさんいて嬉しかったです。
明日から仕事で風邪をちゃんと治さなきゃいけないので、俺はここで落ちますね。
ありがとうございました。
変な切り方になっちゃいましたかね。
彼女からのメールの返事は相変わらずありません。
俺の方ではもう待つことしかできませんから。
2ちゃんにこのことを書いたのは、もしかしたら彼女が読むんじゃないかと思ったからです。
写メールに名前と日付書いた文字を入れるなんて、完全に2ちゃんの発想だと思ったので彼女はひょっとしてねらーなんじゃないかと思ったんです。
文章書くの遅くてすみませんでした。
面白いといってくれた人がたくさんいて嬉しかったです。
明日から仕事で風邪をちゃんと治さなきゃいけないので、俺はここで落ちますね。
ありがとうございました。
798:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 17:09:11 ID:W6BZ98RU
>>785
結構普通の人でも文字入れるけどな・・・
結構普通の人でも文字入れるけどな・・・
801:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 17:09:45 ID:i3ip3JxS
>>785
終わりかよ…
切なすぎだよ
終わりかよ…
切なすぎだよ
807:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 17:11:08 ID:DX8I799k
>>1さんお疲れ様でした。
久しぶりにいい話に出会えた気がします。。
久しぶりにいい話に出会えた気がします。。
809:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 17:11:15 ID:Nq7mTTBF
乙です。連絡くること祈ってます
965: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 19:09:18 ID:ZqihJCh5
なんか寝付けなかったので、自分で自分の書いたレスを読み返してみました。
誤字とかいっぱいあって恥ずかしいですね。
まとめを作ってくれた人、ありがとうございます。
いつか彼女が読んでくれはしないかと、そんな偶然を待ちたいと思います。
誤字とかいっぱいあって恥ずかしいですね。
まとめを作ってくれた人、ありがとうございます。
いつか彼女が読んでくれはしないかと、そんな偶然を待ちたいと思います。
967:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:10:18 ID:SLkCkut5
>>965
頑張れよおおおおおおおおおおお
頑張れよおおおおおおおおおおお
970:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:12:39 ID:LGFuFfbw
>>965
ガンガレ!
ガンガレ!
975: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 19:16:46 ID:ZqihJCh5
>>967
>>970
ありがとうございます。
>>970
ありがとうございます。
969:猪頭 ◆tOPj/H8YVQ 2005/10/30(日) 19:12:29 ID:VCof19j4
>>965
彼女からの連絡が来ることは本当に願っているのですが…
あまり執着しすぎて、視野を狭くしないでくださいね。
彼女からの連絡が来ることは本当に願っているのですが…
あまり執着しすぎて、視野を狭くしないでくださいね。
975: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 19:16:46 ID:ZqihJCh5
>>969
気をつけます。でもどうせ仕事漬けですから。
当分もう出会いなんてないですよ。
気をつけます。でもどうせ仕事漬けですから。
当分もう出会いなんてないですよ。
973:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:14:47 ID:TsSTqkcA
>>965
誤字は脳内変換して読んだから気にするな
誤字は脳内変換して読んだから気にするな
994: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 19:30:37 ID:ZqihJCh5
>>973
助かります。
封筒のこと便箋って書いてたことに気づいた時は、恥ずかしくってPC投げ捨てそうでしたw
助かります。
封筒のこと便箋って書いてたことに気づいた時は、恥ずかしくってPC投げ捨てそうでしたw
968:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:11:17 ID:i3ip3JxS
今だから言える
どうせなら家連れ込んだときやっちゃえば良かったのに
どうせなら家連れ込んだときやっちゃえば良かったのに
975: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 19:16:46 ID:ZqihJCh5
>>968
それについてはね、書かないだけであってすっごく後悔(ry
それについてはね、書かないだけであってすっごく後悔(ry
979:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:19:10 ID:i3ip3JxS
>>975
それについて後悔してるおまいに好感をもてるな
それについて後悔してるおまいに好感をもてるな
994: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 19:30:37 ID:ZqihJCh5
>>979
だって男の子だもん(´・ω・`)
だって男の子だもん(´・ω・`)
983:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:22:40 ID:gCN9wfZC
>>1
でもやらなくて正解だっただろ。やったら絶対後悔してたと思うよ。
だから美紀を想像して…
でもやらなくて正解だっただろ。やったら絶対後悔してたと思うよ。
だから美紀を想像して…
994: ◆qOJOlxW/1U 2005/10/30(日) 19:30:37 ID:ZqihJCh5
>>983
そんなの写メもらった時からとっく(ry
そんなの写メもらった時からとっく(ry
986:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:23:21 ID:NZzaFJHh
>>1に幸せがたくさん訪れますように…。
996:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:31:23 ID:+anN8CYZ
>>1に幸あれ
1000:名無しさんの初恋 2005/10/30(日) 19:31:37 ID:SLkCkut5
どんな男でも、ある女性を自分のものにしようとするときは、その人が自分の愛にもっともふさわしい女性であり、自分がこんなに夢中になるのももっともなことだと思いこんでいるのである。
そして、それが迷いであったと気づくのは、あとになって別の女を愛するようになったときである。
アルツィバシェフ
そして、それが迷いであったと気づくのは、あとになって別の女を愛するようになったときである。
アルツィバシェフ